お元気2009/04/08 22:55

今日の朝日新聞の朝刊27面(むさしの面)に、「90歳校長意欲満々」という記事がありました。あれっ、もしかして、この方、おいらが高校生だった時の校長じゃない? お元気なんですね。それに90歳になって、校長を任せられるというように、いくつになっても活躍の場があるということは、すばらしいことですね。ただ、申し訳ないですが、あんまり校長の記憶はないんです。やはり、担任の先生と、クラブの顧問の先生はよ~く覚えていますけどね。元気に頑張っていただきたいですね。<BR>
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 合唱音楽の地平ブログと言いながら、合唱の話題が少ないね。ベトナム出身のトン・タ・ティエさんの合唱曲なんかを紹介したいんだけどな。それはまた別の日にゆずりましょう。<BR>

トン・タ・ティエさんの合唱曲2009/04/11 07:17

 4/8にトン・タ・ティエさんの合唱曲を紹介したいなァと書いたので早速。 トン・タ・ティエ(Tôn-Thât Tiêt)さんは1933年生まれのベトナム出身で、今はフランスで活躍している作曲家。ベトナムの方は旧領主国のフランスに渡る方が多いですね。作曲家で言えば、Nguyen Thien Dao(グエン・チェン・ダオ、あるいはヌイェン・チェン・ダオ)さんなんかもフランスで活躍されていましたね。(今はベトナムに戻られているようですが)。ハノイにはフランスパンが美味しいパン屋さんが多いなんて話も聞きますし。
 さて、話をトン・タ・ティエさんに戻して、映画好きの方なら「青いパパイヤの香り」の音楽を手がけた作曲家といえば思い浮かぶ方も多いかもしれません。パリ音楽院にてジャン・リヴィエとアンドレ・ジョリヴェに作曲を師事しました。オーケストラや器楽曲を聴いたことがないのでなんともいえませんが、ここで紹介する合唱曲 "Les sourires de Bouddha" (仏陀の微笑み)は、ゆったりしたテンポの中で柔らかい音色で移ろいゆくハーモニーが美しいな4つの部分からなる19分~20分の合唱曲で、一部木魚やリンを模した打楽器が入ります。フランス近代の和声風なんですが、ちょっとベトッとする感じがするのは、熱帯モンスーン気候のベトナム出身だから?

 音源 Editions HORTUS 027
 演奏団体 合唱:Les Élements/指揮:J.Suhubiette
 楽譜:Jobert

 フランス語でのナレーションが一部に入りますし、フォルテシモで叫ぶ部分がないので、日本の合唱団好みではないかな。