Thierry Machuel "Psalm"2006/09/24 06:37

 Accentus の CD で日本でも名前が知られるようになった Equilbey さんが指揮しているというので Thierry Machuel さんの合唱作品集を買ってみました。
 収録曲はこちらです。
 タイトルの Psalm 「詩篇」というのは、詩篇に作曲したということではなく、このアルバムに収録されている曲の一つで、Paul Celan が作詩したものです。 Celan の Psalm というと、Heinz Holligar が作曲してたのを思い出しますね。
 Machuel さんは1962年生まれなので、40代の中頃。それほど若い作曲家というわけでもないですね。作品の比重は合唱曲が多い(作品量自体もそれほど多くはないですが)。このアルバムに収録されている曲は、多くがゆったりしたテンポで、緩やかにハーモニーが移ろい変化していくって感じで、聞いていて結構良かったです。ヒーリング系の曲、あるいは作曲家に分類されるのかも知れませんね。mtakの聴いた感じでは、ノルウェーのLasse Thoresen さんの "From the Sweet-scented Streams of Eternity" を聴いた感じと似てるなぁと思いました。
 そういえば、Nicolas Bacri (*1961) さんも、ヒーリング系の合唱曲を書いていたなぁ。1960年頃生まれのフランスの作曲家の合唱曲って、ヒーリング系が流行りなんですかね。

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