選曲は大変だ その22009/03/11 07:27

依頼側からの注文もいくつかあって、まず、海外のアカペラの合唱曲を紹介して欲しいとのこと。特に指揮者の希望でBustoとか、Orbanとか何かない?だって。そこまで要望があるなら自分で探せなんてつきはなすことはせず、まず希望通りに。

Bustoはバスク語の合唱曲もあるけど、やはり言葉の問題でつっかかる可能性大なのと、初期のラテン語によるモテットがきれいなのでそちらを推薦。Alleluia、Alma Redemptoris Mater、Ave Maria gratia plena、Laudate Dominum、Magnificat、Popule Meus、Salve Regina。曲によっては女声4部だから、そのあたりは8人じゃちょっとつらいかな。まぁやるかやらないかは当事者に任せることにして。

Orbanもマジャール語の曲もあるけど、Bustoと同じ理由でラテン語のモテットを推薦することにする。Adeste Fideles、Audi Voces、Ave Maria、Caeli cives、Daemon irrepit callidus、Lauda Sion、Mundi renovatio、O Gloriosa。1回目のコンサートでKodalyのマジャール語の曲を2曲歌っていたけど、演奏テープを聞いて、やはり発語はまだまだと感じたので、すでに死語となっているラテン語なら問題ないかな。

これだけじゃつまらないし、なんかないかなって考えて、Durufle-ChevalierのSix Fables de La Fontaine ~ラ・フォンテーヌの6つの寓話を推薦。2部~3部だから8人でも歌えるだろうし、この曲をおしゃれに演奏できたらすばらしいと思うのだけど。(ちょっと友人の指揮者には直接いえないが、彼向きではないかなぁと思ったのだけどね。まぁプログラムに入れるかやめるかは彼と団員の方が決めるだろうから、彼の勉強にもなるように)でもこの曲、フランス語なんだよね。BustoやOrbanはラテン語って言ってたくせに、すぐ考えを曲げてしまうおいらの悪いくせ。でもまぁいいか。

他にもEbenのモテットDe Angelis、De spiritu sancto、Mater cantans filioも推薦しておきましょう。

海外の無伴奏曲はこれくらい。
次は日本語の無伴奏曲だな。   <続く>

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