ウクライナ侵攻 1年2023/02/24 22:25

ウクライナ侵攻が始まってから1年経ちました。
ムソルグスキーの展覧会の絵 終曲の「キエフの大門」がロシアではなくウクライナの都市だったなんて。それもキエフはロシア語で、ウクライナ語では「キーウ」というんだって。遠い国の話で知らないことがいっぱいありました。

テレビやラジオで関連する番組が放送されました。
自分が聞いたなかで、TBSラジオの荻上チキ Sessionにゲストで出演した金井真紀さんの言葉(入管法改悪に関する話として)「自分も、軍隊に入れば敵を殺せるようになるし、入管の職員になれば外国人を軽んじるのが当たり前になる。…人間は組織にいたらそうなってしまう生き物なんだ」

NHK R1 のジャーナルクロスで、キーウで被災者支援を行っているウクライナ人の方の話(日本でロシアレストランを開業している母娘がウクライナ人を雇って支援している話に対して)「すごくいい、うれしいエピソードだと感じますますが、一方で現地にいて毎日ミサイル攻撃があっていつ死ぬかわからない状況では、安全なところでウクライナ人と仲良くしたいという気持ちは軽いものと感じる。自分の命がいつ奪われるかという状況に置かれればまた違った意見が言えるようになるかもというのが本音」という話もありました。
思い言葉だなぁ。でも何もしないよりは、自分の頭で考えて、やりたいと思ったことをやるしかないのですね。
放送の抜粋だけではお話しされた方の真意が伝わらないので、ぜひ タイムフリー "荻上チキ Session"聞き逃しサービス "ジャーナルクロス" で全部を聞いてみてください。どちらも聞けるのは本放送から一週間までなので3/3までです。

さて、Silvestrovさんの"Prayer for the Ukraine" (ウクライナへの祈り)を聞きましょう。演奏はキーウの合唱団です。


出版はBelaieff。