Clytus Gottwald さんの思い出2005/12/18 08:03

 のっけから日記じゃなくなってしまいましたね。日記を書く習慣が無かったので、これからもきっと散発的にしか書かなくなるんじゃないかと思いますが、よろしくね。

 さて、最初にGottwald さんの編曲物の楽譜について書きましたが、自分にとってGottwaldさんはStuttgart Schola Cantorumの指揮者として、録音を通じていろいろな現代合唱曲を聴かせてもらいました。その名前を知ったのは東混の記念碑的LP7枚組み「合唱音楽の領域」の解説書の中で柴田南雄先生がお書きになった中ですが、なかなか演奏を聴くチャンスはなかったんです。
 当時国内盤のレコードにはほとんど近現代の無伴奏合唱曲の録音が無かった(エリクソンさん指揮のレコードが廉価版で出ていたくらい。その頃にはもう3枚組みのLPは無くなっていました)ので、都心まで輸入盤を扱うレコード屋さんに行っては物色していました。クラシックの作曲家の知識もないまま、小遣いやバイト代をやりくりして合唱のLPを買っていたのですが、その中にあったのが、WERGO のNeue Chormusik と Neue Chormusik II で、その演奏団体が Stuttgart Schola Cantorum と Gottwald さんでした。 最初のWebernから「こりゃ、すげえ」と感動して、それ以来Webernの、それも作品19番が大好きな曲になりました。残念ながらその録音はCD化されていないし、家のレコードプレーヤーは壊れたまま放置してあるしで、今はそれを聞くことができないんですが。(それだからなおさら記憶の中で美しく鳴っているのかも)

 Gottwaldさんの話はもう少し続きます。

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